こんにちは。Wannabeです♪
ここ2、3日で一気見したアニメ「四月は君の嘘」をご紹介します。
漫画→アニメ化→実写映画化された、わりと有名な作品です。
(以下、少々ネタバレしてます…⚠️)
✩.*˚もくじ✩.*˚
1 作品概要
2 キャラクター紹介(あらすじを含む)
3 名言
4 使用されたクラシック曲(ピアノのみ)
5 個人的な感想
わたしは単なる恋愛ものは苦手なのですが、クラシック音楽(ピアノ、ヴァイオリン)を題材にしていて、娘が見て良かったと言うので、見てみることにしました。
クラシックが題材というと…、「のだめカンタービレ」、「ピアノの森」などが思い出されます。
期待できそう♪
1 作品概要
月刊少年マガジン(講談社)にて、2011年5月から2015年3月まで連載されました。
単行本は全11巻です。
可愛い絵柄から、少女漫画かと思いましたが、
少年漫画だったんですね。
アニメはほぼ原作通りの内容だそうで、2014年秋
から2015年春にかけてTV放送され、
2016年には実写映画も公開されました。
わたしは漫画は読んでいないのですが、Netflixでアニメ(1話~22話)を一気に見ました。
アニメの全22話という分量は、わたしにはちょうど良く、見やすかったな~と思いました。
ファンはいつまでも好きな作品を見続けていたいものですが…、この作品に関しては、長ければ長いほど良いというものではなくて、ストーリー上の過不足がなく、ラストも納得できて、満足感ある余韻に浸ることができました。
2 キャラクター紹介(あらすじを含む)
有馬 公生 (ありま こうせい)
中学3年生(14歳)。世界的なピアニストを夢見ていた母の早希に鍛えられ、天才的なピアニストに成長する。
その正確無比な演奏は「機械仕掛け」「母親の操り人形」「コンクールだけのピアニスト」「譜面の奴隷」と揶揄されることも。
幼くして数々のコンクールで優勝し、海外進出をかけたコンクールの直前に母が死去。
それ以来、自分の弾くピアノの音が突然聴こえなくなるトラウマを抱えている。
宮園 かをり (みやぞの かをり)
公生と同じ中学3年生。天真爛漫、奇想天外、時には喧嘩上等。ジェットコースターのような性格の持ち主。
コンクールに出場するヴァイオリニストであり、その演奏スタイルは個性的、楽譜を自分なりに解釈して演奏するため、審査員から酷評されることも多いが、その情熱的な演奏は多くの聴衆者をとりこにする。
澤部 椿 (さわべ つばき)
公生と同じ中学3年生。有馬家の隣りに住む幼なじみで公生を弟のような存在だと自分自身は思っている。
中学に進学してからはソフトボール部に所属し、その実力を発揮しているスポーツ少女。
ピアノを辞めてしまった公生のことをずっと気にかけており、公生が立ち直るきっかけを探している。
渡 亮太 (わたり りょうた)
公生と同じ中学3年生。公生や椿の幼なじみ。
中学に進学してからはサッカー部に入り、部長に就任する。
女の子からモテるうえに、本人も女の子のことが大好き。
宮園かをりに好かれていることを喜びつつも、かわいい女の子に目がない。
軽薄だと思われがちだが、たまに人の本質をつく「良いこと」を言って周囲を感心させる。
☆°。⋆
楽器をやっている 有馬公生くん(ピアノ)と、宮園かをりさん(ヴァイオリン)の2人が主人公です。
こういう学園もの?の漫画やアニメ、ドラマや映画でも、よく「仲良し○人組」が出てきます。
男の子同士、女の子同士の○人組も良いですが、男女混合の○人組って憧れます…(*ˊᵕˋ* )
3 名言
わたしは、宮園かをりさんのセリフが印象に残りました。
特に、最後の「君はどうせ君だよ」。
「悲しくてもボロボロでも、どん底にいても、弾かなきゃダメなの。そうやって私達は、生きてゆく人種なの。」
「君は忘れられるの?ううん、絶対に無理!!私達は、あの瞬間のために生きているんだもん。君は私と同じ、演奏家だもの。」
「みんな怖いよ。舞台に上がるのは。失敗するかも。全否定されちゃうかもしれない。それでも歯をくいしばって舞台に上がる。何かにつき動かされて、私達は演奏するんだ。」
「君は君だよ。『君らしく』なんて曖昧なものじゃない。何やったって変わったってカンケーない。君はどうせ君だよ。」
同じく、宮園かをりさんのセリフで、スヌーピーからの引用も出てくるのですが、こちらも印象に残りました。
「海図にない海を帆走するには勇気がいるのよ」
byスヌーピー
「気が滅入ってる時は頬杖をつくといい 腕は役に立つのが嬉しいんだ」
byチャーリー・ブラウン
4 使用されたクラシック曲(ピアノのみ)
ベートヴェン:月光 第3楽章
モーツアルト:きらきら星変奏曲 K265
ショパン:エチュード 25-5
ショパン:エチュード 10-4
ショパン:木枯らしのエチュード
クライスラー作曲 ラフマニノフ編曲:愛の悲しみ
ショパン:ノクターン8番 Op.27-2
ドビュッシー:月の光
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
チャイコフスキー:眠れる森の美女より『薔薇のアダージオ』『ワルツ』
ショパン:バラード1番 ト短調
5 個人的な感想
ピアノの有馬公生くんも、ヴァイオリンの宮園かをりさんも、まだ14才です。
でも特に驚きません。音楽家はたいてい早熟なのです。
高名な音楽家は5才や10才で才能を見出されていることが多く、最初は平凡な才能だったのが、後で非凡な才能を表すような大器晩成型は、珍しいと思います。
公生くんは、その早熟さゆえに、幼少期からピアノの訓練ばかりの厳しい日々を過ごしました。
ピアノの師匠である母親は、コンクールで評価されるように、譜面通りで正確無比な演奏だけを教えました。
さらに、公生くんと確執のある状態で母親は亡くなってしまい、彼の心に重大なトラウマを残します。
小さな公生くんを残して逝く運命だった母親の早希さんの思いは計り知れませんが…、もっと分かり易く愛情を伝えてあげられたら良かったのに…(><)💦 と思ってしまいます。(涙)
アニメでは、この暗~い公生くんのモノクロの世界と、かをりさんと出会って恋をしてからのカラフルな世界とが 対照的に描かれています🎶 ¨̮⑅* ✩.*˚
淡くカラフルな色合いの映像がとても綺麗でした…✩.*˚
かをりさんと出会ってから、公生くんはだんだん立ち直り、彼の音楽を取り戻し成長していきます。
綺麗な映像と、クラシック楽曲が合わさって、とても美しい作品だったと思います。
わたしは以前にピアノをやっていたので、弾いたことがある曲が出てくると嬉しかったです。
特に、大好きなショパンのバラード1番に興奮しましたが、すみません、ピアノだけで聴きたかったです…(゚o゚;;
(アニメでは、公生くんのピアノと かをりさんのヴァイオリンとのアンサンブルになっていました。それはそれで美しかったですが……🎶)
あくまで恋愛主体のストーリーだったと思います。
音楽を深く理解していく過程や、音楽に没頭する芸術家や、音楽の魅力そのものを描き出してはいなかったかな…と思いますが、それでも十分に完成度の高い作品だと思いました (๑'ᴗ'๑)
今日はここまで…✩.*˚
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